平成30年 6月23日(土) 10時30分~16時30分

第11回あしや市民活動フェスタ

芦屋市立あしや市民活動センター リードあしや

あなたは"まちの何がかり"?

〜まちとの関わり方を"肩書き"から考える1DAYワークショップ〜

生き物係、保険係、新聞係などの定番のものから、最近ではお祝い係、ギネス係、ランキング係まで、部活動と同じくらい、学校ではおなじみだった係活動。それはクラス全体に貢献するための役割分担であり、それぞれの意外な才能を発揮するきっかけにもなっていたように思います。そんな係活動を、まちづくりに当てはめて、自分発見をしてみましょう。

平成29年度 第10回市民活動フェスタ

概要

10:30~  開会

11:00~   基調講演「BEの肩書きって?」兼松 佳宏氏(京都精華大学特任講師)

11:45~  クロストーク「まちには〝何がかり”がある?」

12:30~  ランチダイアログ

13:15~ 「BEの肩書き」ワークショップ

16:00   閉会

~16:30 「BEの肩書き」写真撮影

参加費:


無料(弁当:要予約500円 持込可)
※昼食の時間もワークショップ中のため外食はできません。弁当を注文しない方は、ご自身で用意してください。
託児有:
無料(6月19日までにお申し込みください)

基調講演

兼松佳宏氏

京都精華大学特任講師

社会の課題をクリエイティブに解決することを目指す「ソーシャルデザイン」の専門家

ゲストスピーカー

三宅 正弘氏

武庫川女子大学 准教授

武庫川女子大学生活環境学部兼生活美学研究所・准教授。 専門は都市計画・美食空間学「芦屋川と川沿いの名建築群の景観」を世界遺産へと提唱している他、石垣、建築、洋菓子などの観点から芦屋の魅力を発信している。

ゲストスピーカー

加藤裕介氏

Ashiya.city編集長

芦屋市在住。WEBマーケティングの会社を経営する傍ら芦屋に関わる「人」に着目したインタビューメディアAshiya.cityを立ち上げ運営中。趣味のカフェ巡りだけでは満足できず、自宅で焙煎からドリップまでするほどの珈琲好き。

本年度は、基調講演にソーシャルデザインの専門家 兼松佳宏氏を、クロストークには三宅正弘氏(武庫川女子大学准教授)、加藤裕介氏(Ashiya.city編集長)をお招きして10:30~16:30という長時間のワークショップを開催しました。

その内容は「やっていること(職業など)」ではなく、「自分らしさ」を見つけてもらい、そこを見つめなおすことで、まちとの関わり方を考えなおすというものでした。

まちづくりを学校生活の「部活動」「当番活動」「係活動」に整理しなおしたことで、まちをよりよくするのは、どんな活動なのかがよくわかるワークショップとなりました。


まちでの「部活動」とは、自分の好きなモノ・趣味・食べ物などをテーマに、人が集まるサードプレイスづくり・まちの賑わいづくりなどを指します。しかし、これらは直接まちの課題を解決できるわけではありません。

まちには、ある程度やらなければならないことがあります。それを「当番活動」と考えて実行すると「やらされ感」がついてきてしまいます。しかし自分の「やりたい」ことをする「係活動」と考えると、まちづくりは楽しい活動となるので、参加者に「自分らしさ」=「○○係」を見つけてもらいました。

その結果「まちの応援係」「まちの楽しいことコーディネーター係」「まちのお片付け係」「まちの見守り係」「まちの未来予測係」「まちの案内係」などたくさんの「やりたい」がベースとなった「係」が生まれ、まちづくりをする最初の一歩となりました。

芦屋市議会副議長 福井美奈子氏のご挨拶に始まり、山中健 芦屋市長に「芦屋の総係」として締めていただいた今回のフェスタ、参加者の根本にある「芦屋のまちを良くしたい」という想い、それに出会えたことによって発せられた熱気が、とても印象的でした。

ご不明な点。ご質問は下記までお問い合わせください。
芦屋市立あしや市民活動センター
電話 0797-26-6452 FAX 0797-26-6453
メール:aia@ashiyanpo.jp